笹ヶ峰一周歩道・笹ヶ峰夢見平遊歩道
笹ヶ峰高原は、標高約1300メートルの高地で、湿度が低く、梅雨のない地域といわれています。夏でも涼しく、過ごしやすいのが特徴で、ブナやミズナラの巨木や美しい花を眺めながら、ゆったりと自然散策ができます。
笹ヶ峰一周歩道の見どころ
牛が放牧されている笹ヶ峰牧場や、2000メートル級の山々を水面に映し出す清水ヶ池や乙見湖、本州最大のドイツトウヒ林などを巡る約10キロのコースです。
初夏は、残雪の山々を背景に、キンポウゲやウツボグサなどの高原植物が、可憐な花を咲かせます。
笹ヶ峰牧場では、6月ころから牛の放牧が始まります。のどかな風景が草原に広がり、ゆったりとした雰囲気につつまれます。牧場のほぼ中央には、新潟県の「輝く名水」に選ばれている「宇棚の清水」があります。水の高度は比較的低く、口あたりが柔らかい軟水です。年間を通じて、豊富な水がわき出ていて、わき水地点から数メートルほど先で川になって流れ、清水ヶ池に流れ込みます。
ドイツトウヒ林には、高さ20メートル前後のドイツトウヒ約1万本が、約60ヘクタールにわたり生い茂っています。まるでグリム童話の世界に迷い込んだような錯覚に落ち入ります。
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